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山口県から敏感すぎる男が好き勝手かたる雑記ブログ

園芸用土を網羅!~土の種類から特徴まで~

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あぐりえびです。

 

俺は怒っている、、、怒っているぞ、、、!

 

ネットに乱立する「土のデタラメ」情報に。

 

これは俺がしっかり網羅記事を書かなければなるまい、、、。

ということで唐突に、園芸や家庭菜園、農業で使用される土を紹介していくよ〜。

  

 

そもそも土とは

土ってなに?と質問されて答えられますか? 

なかなか難しいですよね。

土とは地球上の岩(鉱物) + 植物の死がい(有機物)です。

今回はこの二つに大別して園芸用の土を説明していきます。

 

岩(鉱物)の土

地表の岩石(鉱物)が風雨などでボロボロに細かくなったものが土です。

つまりサラサラした砂も、粘土状の土も、元は大きな岩だったというわけ。

岩石が細かくなればなるほど、サラサラで粘土状になりやすいです。

また、そもそも岩石の種類で硬さ、粘性といった土の性質がことなります。

 

 

真砂土

花崗岩を砕いてつくったもの。

細かいものは粘土質だが、さまざまなサイズが混じり粘性がないものが多い。

サラサラと土同士の結合が弱く、通気性も悪い方で保肥力が低い。

園芸に用いる場合、粘土や植物系の土と混ぜることで対処する。

土木や建築でもメジャーに利用され、運動場などでみる土も真砂土である。

 

赤玉土

関東ローム層で採掘される火山灰土。粘性があり保水力、保肥力も高い。

玉状にすることで排水性も高め、万能土として利用される。

欠点はリン酸を吸着し、こなごなになると排水性が悪くなること。

よく植物系土と混ぜ使用され、特に観葉植物の栽培に適している。

 

鹿沼土

栃木県鹿沼市で採掘される火山性軽石。

通気性、保水性に優れるのが特徴。

酸性であるため、サツキや盆栽用に使用されることが多い。

排水性を高める目的で栽培土にも混ぜられる。

赤土と同じくリン酸を吸着する特性をもつ。

 

発泡煉石(クレイボール)

粘土玉を焼き発砲させたもの。

硬く崩れにくく、保水性、排水性がある。

主に水耕栽培用に単独で使用される。

 

ボラ土(日向土)

宮崎県南部の火山帯で採掘する軽石。

通気性と排水性がすこぶる高い。

反面保水力はほとんどなく、硬くかなり崩れにくい。

排水性を高めるために他の土に混ぜたり、サボテンなど多肉植物に用いる。

 

 川砂(矢作砂・天神川砂など)

その名の通り川底からとれる砂。

鉱物の種類はその土地ごとに異なる。

通気性、排水性ともに優れているため、サボテン栽培や盆栽の土に混ぜて使用される。

 

 山砂(桐生砂、富士砂など)

山砂は火山礫。

大小さまざまな粒で、硬く崩れにくい。

通気性が高い。桐生砂は特に保水性に優れ、富士砂は排水性に優れる。

肥料のあまりいらない山野草、ラン、オモト、盆栽などで多用される。

  

ようリン

リン鉱石や蛇紋岩を高温で熔解し固まったものを破砕したもの。

リン酸分が豊富なほか、石灰やケイ酸などのミネラルが含まれる。

黒ボク土など、リンを吸着する土の土壌改良材としてよく利用される。

また、肥料の遅効性元肥として用いられることもある。

 

パーライト

ガラス性火山岩を高温で処理したもの。

真珠岩と黒曜石由来の二種類ありいずれも軽量なのが特徴。

真珠岩は保水性に優れ、黒曜石は排水性と通気性に優れている。

土自体を軽くさせるために培用土に混合させる。

 

バーミキュライト

ヒル石を焼き板状にしたもの。

保水力に加え通気性、排水性に優れる。

育種用の培用土に配合したり、赤玉土と混ぜ良く使われる。

 

ベントナイト

モンモリロナイトという鉱物が主体の粘土鉱物。

粘性が非常に高く、保水力、保肥力ともにずばぬけている。

土壌改良材として粘性の低い真砂土などと混ぜると効果的。

また、植物系の土と分子レベルで結合し長持ちさせてくれる効果もある。

 

ゼオライト

沸石をふくむ多孔質の鉱物。

保水性、保肥力がすこぶる高い。

肥料もちをよくさせるための土壌改良材として使用される。 

 その他、リン酸肥効を特に高めたり、ミネラル分にも優れている。

 

植物の死がい(有機物)の土

もともとは植物体だったものが、発酵(菌により分解)することで、ポロポロの茶色、または黒色になった土のことです。

ふわふわした土はほとんどが植物由来の土といっても過言ではない。

元が植物なので生育に適した栄養も微量に含まれています(効果は薄い)。

そして有機物なので、いつかは菌や植物に吸収されなくなってしまいます。

 

 腐葉土

樹木の落ち葉が発酵(菌の分解)によりボロボロの黒色になったもの。

保水、保肥力ともに各段に高く排水性も適度にあるすぐれもの。

堆肥の王様とも呼ばれ、特に野菜栽培の葉物と相性が良い。

植物系土の中では含まれる微量栄養が効きやすい。

 

バーク堆肥

木の樹皮を細かくし鶏糞などの窒素分を加え発酵(菌の分解)させたもの。

保水、保肥力が高く排水性も高い。

腐葉土にくらべ固い(炭素量多)ため長持ちする。

 

廃菌床

しいたけなどのキノコを栽培した菌床。

おがくずが主な原料で、フスマや米ぬかなども入っている場合が多い。 

キノコ菌により適度に分解されボロボロになっており既存の土になじみやすい。

保水、保肥力を高める土壌改良材になる。

 

 ピートモス(泥炭)

湿地帯で水苔やシダ植物が堆積して泥炭化したもの。

酸性で保水力、保肥力に優れるほか通気性もある。

土壌改良材になり、ブルーベリーなど酸性向きの栽培によく用いられる。

 

 水苔

コケの一種。乾燥状態で売られており、水を乾燥状態の10倍吸収する。

保水性と排水性両方を兼ね備えている。

コケ玉の材料として使用されることが多い。

 

ヘゴ板、コルク板

着生ランを張り付け栽培するのに使用する板。

ヘゴはシダ植物茎を乾燥させて板状にしたもの。

コルク板は腐りにくく、ヘゴは保水性が高いのが特徴。

 

バークチップ

樹木の樹皮を細かくチップ状にしたもの。

水苔以上に通気性に優れている。

主に洋ランの植え込み用として使われる。

 

ヤシガラ

ヤシの実繊維をチップにしたもの。

水分で膨張する特性を持ち、保水性、排水性を兼ね備える。

洋ラン栽培に用いられるケースが多い。

使うときは水につけ塩分を抜く必要がある。

 

ケト土

ピートモスに似て湿地の植物が長い年月をかけ泥炭化し粘土質になったもの。

保水力と粘性が強く、コケ玉の材料として使用される。

また、盆栽などの石づけにも用いられる。

 

 牛糞堆肥

牛糞にワラなどの植物体を混ぜ発酵させたもの。

窒素やカリウムなどの栄養が豊富で、どちらかというと肥料の役割を示す。

かつ、植物体が入っているゆえに保水と適度な排水能力も備えている。

大量に使うと肥料過多で虫が湧いたり病気が蔓延する可能性がある。

  

鶏糞堆肥

鶏糞を発酵させたもの。見た目は土だが完全に肥料。

窒素、リン、カリともに化成肥料なみの効力を持つ。

そしてカルシウムも豊富なため、コスパは最高。

濃度が高く安定しないため、やり方の調整が難しい側面もある。

 

くん炭

もみ殻を炭にしたもの。土壌改良などの補助材として土に混ぜられることが多い。

排水性を高めるほか、微量ながらカリウム補給力がある。

そして炭自体が微生物を活性化させ、生育を良好にするとも言われている。

 

 岩(鉱物)と植物(有機物)混合の土 

 

黒ボク土

関東ローム層の赤土と腐葉土などの植物体が分子レベルで結合した土。

適度な粘性で高い保肥力、保水力を持つ。

踏んだらボクボクと音がすることから名づけられたらしい。

フカフカかつ粘りがある万能土であるが、リン酸の吸着力が強いことが欠点。

 

 

荒木田土

その名のとおり田んぼの土。

河川から流れ堆積し土壌化した沖積土。

粘土質で若干の有機物を含む。

保肥力、保水力は抜群で赤玉、鹿沼土よりも高い。

家屋の土壁としても使われ、水生植物の育成に使用されることも多い。

 

花と野菜の土(培養土)

培養土として各種メーカーが販売している。

それぞれ配合に差はある。

バーク堆肥を主体とし赤玉土や鹿沼土の鉱物系を少ない割合で入れているものが多い。

バランスがとれ、どんな栽培にもそつなく使用できるようになっている。

 

森林にある土

山の森林下にある土は、言うまでもなく腐葉土となっている。

そのさらに底部も長い時を経て、元来ある鉱物と腐葉土が積み重なる。

火山灰(赤土)土地ならば、黒ボク土(鉱物&腐葉土結合)となる。

 

耕作地の土

森林と同様に、特性はその土地元来の鉱物しだいでことなる。

だいたいの畑土は植物系土の入った混合土である。

 例外として鳥取砂丘地付近では砂(鉱物)主体の痩せた土で栽培している。