メンタルファーム

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種類からみる日本農業の闇

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皆さんは日本農業に闇を感じますか?

恐らく闇があるかは別にして、『なんだか先行暗そう』とイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな日本農業の暗い部分を、種類からアプローチして説明していきます。

ではまず、日本農業の種類についてみていきましょう。

大きく分けて

 

①有機農業

②慣行農業

 

になります。この2つがあること自体、闇です。それを今から述べていきますね。

まず、有機農業とは何でしょうか。

 

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有機農業は安全な農業!?

有機農業は、なんとなく昔ながらの農業で

「安全だ」

というイメージが強いのではないでしょうか。

有機農業とは化学農薬、化成肥料を一切使わない農業のことを指します。

国の有機JASという規定で、使ってよい資材と肥料が明記され、それを守り始めて有機野菜を名乗り販売が出来ます。

農薬も使わず昔ながらのやり方で、さぞかし安全だと思うでしょうが、実はそうとは言い切れないんです。

ここで先に、慣行農業についてみていきましょうf:id:tenagaebimaster:20180130011132j:plain

慣行農業は有機農業の対極

慣行農業とは、名前の通り従来通りの慣れたやり方、つまり化学農薬や化成肥料を使用し大量生産できるようにした近年の農業です。

このように機械を使い大規模に栽培するやり方は、まさに有機農業とは対極にあると感じられるかもしれません。

実際有機農業でも機械は使いますが、農薬を使わない特性上、手間が多く大規模化は困難とされる場合があります。

ここまで述べたことをまとめると、

 

有機農業=化学系農薬、化成肥料を使わない農業

慣行農業=化学系農薬、化成肥料を使用する農業

 

と言うことができます。

ここで皆さんが良く間違えることを指摘します。

有機農業=安全 ではありません。

え!? と思われるかもしれませんが、事実です。

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有機野菜が危険となる!?

ここからが闇の核心です。慣行農業とあわせてみていきましょう。

有機農業は確かに農薬や化成肥料を使っていません。

しかし有機系の牛糞、鶏糞を肥料としてやります。

この畜糞類は、多量に硝酸態窒素を含みます。

硝酸態窒素とは作物が多量に吸収すると苦味が増し、かつ人間に健康害を与える可能性があるとして懸念されている物質なのです。

有機農業に従事する人の中で、畜糞を大量に使用する方もいます。

しっかりと施肥量を計算しない農家が作る有機野菜は、硝酸態窒素が多量に含まれ、美味しくない、かつ安全でない可能性があります。

 

ここでちょっと疑問に思うことがありませんか?

有機農業の野菜は比較的高価です。一方慣行農業のそれは安価な場合が多い。

有機野菜が高価であっても、必ずしも美味しいわけではないし安全であるわけでもない、ということになります。

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野菜の良し悪しに農業の種類は関係ない

ここからがさらに重要です。

むしろ、慣行農業の野菜の方が安全かつ美味しいケースもあるということです。

なぜなら、現在では化学農薬の残留性も少ないものが多く、規定を守ればまず健康に害が出ることなどありません。

そして、化成肥料自体は毒でもなんでもありません。

畜糞同じく、多量にやると硝酸態窒素が野菜に蓄積するという点があります。これは有機も同じですね。

ここまで考えていくと、有機農業、慣行農業と分けることに根本的な意味がないとわかるはずです。

有機だろうが慣行だろうが安全度、「美味しさは農業者の技能しだい」ということが真実だからです。

そういった意味では、現在の有機、慣行の枠組みで損をしているのは、慣行農業で品質の良い野菜を作っている農家さんということになります。

安全度も、美味しさも抜群なのに、有機野菜でないというだけで安くとられてしまう傾向があるからです。

逆に有機野菜と称して畜糞を施肥計算せず使いまくる農家もいます。

それらは高く売れても、害虫がつき、作業に追われる日々になるでしょう。

このように、実際は有機野菜でも美味しくない、安全度の低いものはたくさんあります。もちろん慣行農業の野菜も然り。

言葉に惑わされず、自分自身の目で野菜を判断していくことが重要です。

今回の記事からより良い野菜を購入するきっかけを作っていただくことを願っています。

 

それではっ。